お風呂に入らないで寝るとどうなる?面倒に感じる心理とお風呂のメリットデメリット

お風呂に入らないで寝るとどうなるのか?お風呂のメリットとデメリット、面倒で入りたがらない人の心理をまとめています。

この記事の要約
  • お風呂に入らないで寝ると肉体・精神ともに影響がある
  • 寝具に汚れが移り、菌も繁殖する
  • お風呂に入らないことで入浴時間を他のことに回すメリットはある
  • 病気や疲労など、やむをえず入れないことはある
  • 順番待ちや面倒など、健康でも入りたがらない人もいる
  • 赤ちゃんは無理に入れないで体をふいたりしてあげる
  • お風呂に入らない民族もいる
  • 結論、お風呂は毎日入ろう

お風呂に入らないで寝るとどうなる?

風呂に入ってシャワーを浴びることが、一日の仕事から帰ってきてのルーティーンであり、仕事からの緊張が解かれ緩やかにゆったりとした気分に切り替わることを自分に許している合図の行動、それが風呂に入るということである。

それが、体調不良や疲労の蓄積、睡眠不足から帰宅して食事もとらず風呂にも入らず布団に入ったときは、身体が仕事からゆったりモードへと切り替えのないままだと認識しているため、夜中もしくは明け方の普段はまだ目が覚めていない中途半端な時間帯に目が覚めてしまう。

シャワーを浴びないままに眠ってしまっているため体の汚れが気になり、頭もかゆく、風呂に入りたくなる。

つまり、お風呂に入らないままに寝ると、仕事から解放されないままに仮眠をとっているような状態と体が感じているために、風呂に入って寝るリズムを保つために風呂に入ることを体が待っているし、風呂に入ることで本格的なその日の睡眠をとると身体が認識するかのように、また心地よく寝てしまう。

お風呂に入らないで寝ると寝具に菌が繁殖する

風呂に入るのは一日の終わりである。

仕事に行くと人ごみの多い駅や街中を通るためか、頭にはほこりがついていたり、移動量や作業量が多い日は頭皮にも汗をかき、身体は勿論であるが足裏のべとつき感は靴下を脱ぐときに感じることができるほど汚れている。

そして風呂に入りシャンプーや石鹼の泡立ちで汚れを包み込んで体から洗い流すとさっぱりとした気持ちになれる。だから、風呂に入らずに寝て布団の中で身体が温まり始めると頭皮からはかゆみを感じて頭を掻きたくなったり、足裏の汚れからはべたべたとした気持ち悪さが伝わってくる。

つまり自身の身体に汚れがついているので、それをこすったり布団に触れたりしてしまうことで寝具に汚れを移してしまっていることになる。

布団や毛布そしてシーツに至るまで、頭の先から足の爪の先まで触れてしまうので、風呂に入らずに寝ると寝具は外からの汚れや一日の身体の汚れがついてしまい、菌の繁殖につながると感じる。

お風呂に入らないで寝るメリット

一日の終わりに風呂に入ることでその日の汚れや疲れをとることができるのは良いことである。しかし、体調の悪い日や、その日の仕事が忙しく疲れた時、また精神的に疲れてしまったとき、帰宅が遅くしかも翌朝早く出かけなくてはならないときなどで、風呂に入らないで寝ることがある。

それは帰宅してから寝るまでの間にあまり時間がないときであることが多い。仕事が終わってから帰宅後にすべきことを頭に浮かべつつ翌日の準備も含め、何を優先して行うか考えたときに、風呂に入らずに寝ると決めるのは時間がほしいときであり翌朝までに他にどうしてもすべきことがあるときである。

このようなときであっても本当は風呂に入りたいのであるが、人との約束を守ったり、仕事の期日を守るといったスケジュール上の管理から時間が必要な時に風呂に入らずに必要な作業を行う時間として使うことで、相手との約束を守り、期日を守るという行動を消化することができる。これがお風呂に入らないで寝るメリットである。

病気や疲れで入れないこともある

熱が下がらない、ひどい風邪をひいた、おなかを下しているなど体調不良になった場合は、動きたくないがため、日々の行動が制限される。外に出歩きたくないために買い物にいかず冷蔵庫にあるもので食事を済まし、外の空気に触れたくないために洗濯物を干すこともせず、トイレに行くか水分を補うために冷蔵庫まで這って移動する程度の行動範囲で一日が終わってしまう。

このような日は朝から晩まで一日の時間の区切りを自覚しないままに布団の中で過ごしてしまうので、食事や風呂に入るというタイミングを逃してしまうことが多い。

体調が良くないから風呂に入りたいとも思わないのは仕方ないが、パジャマを着替えたいと思う気持ちもないわけではない。

しかし、風呂に入ってシャワーを浴びるということを頭で描くと一連の行動をしたいと思うほどの体力が回復していないために、結果的には風呂に入りたいと思わないままに眠ってしまう。これが病気をしているときに風呂に入れないことがある理由である。

健康なのに入りたがらない人の心理

習慣的に風呂に入る人とそうでない人がいる。それは生まれ持っての生活環境の違いによる。

自宅に風呂があり、自分が入りたい時間に自由に風呂を使うことができる人は習慣的に時間が来たら風呂に入る、または入りたいと思ったら都度身体の汗を流すなどするようになる。

しかし、自宅に風呂があっても、風呂を使う家族の人数が多く、順番に入浴するような場合は、タイミングが合わず風呂に入ることをやめ、自分のそのときにしたい行動を優先させて時間を使うということがでてくる。

このような場合は風呂に入りたいと思っていても順番待ちで入ることができないままになることがあり、風呂に入らないことは仕方のない状況であるとの認識になる。

また、自宅に風呂がない場合銭湯に行くことになるが、銭湯代を考えると毎日行くには風呂代がかかるので一日おきなど計画を立てることが多く、もしくは銭湯の開いている時間に間に合わないときなどは風呂に入ることができないままにその日が終わることは当たり前になることから風呂に入ることが当たり前とは思わない習慣になっていく。

つまり健康であるから風呂に入るという理解ではない人もこの世にはいるので、健康なのに風呂に入りたがらない人もあるのである。

旦那や彼氏がお風呂嫌いの時はどうする?

大人になってもお風呂が嫌いなままに生きてきた人間に風呂を好きになれと言ったところで基本的にその人の生活習慣は変わらない。風呂が嫌いであっても清潔を保つために一日一回程度の入浴をしてくれるのであれば風呂に入ることを嫌いだとかんじていてもそれは構わない。

しかし、風呂に入ることが嫌いだから、本人が必要だと思うときにしか風呂に入らないといった生活を続けるようであるならば、それはそばにいるこちらにも不快な思いをさせる瞬間は出てくるであろう。

風呂に入る頻度が低いことで自分の周りの大切な人から距離を置かれるようなことを生み出していると本人が気づいているのであれば、一日に一回はお風呂に入るものではないかしらと様子をみて言葉で伝えてみるであろうが、まったく自覚のない場合には、よほど周りの目を気にする正確でない限りは相手への配慮のないままに風呂に入ることが嫌いで風呂にあまり入らない生活を続けることが当たり前となっていることから、風呂嫌いを直してほしいというこちらの思いは伝わりにくいので、いずれ別れることになる。

赤ちゃんはお風呂に入らないで寝ても大丈夫なのか?

赤ちゃんは一人でお風呂に入ることができないので、風呂に入れてくれる大人の手が必要である。両親の体調がすぐれず、赤ちゃんを風呂に入れることができない日は風呂に入ることが不可能となるが、このような場合無理をして風呂に入れる必要はない。赤ちゃんの身体を拭いてあげることで風呂の代用になるので、風呂に入らないで寝ても大丈夫である。

また、赤ちゃんがお風呂に入れたい時間に眠ってしまう場合があり、この場合は無理やり起こさずに眠らせてあげることの方がよい。

目が覚めてから様子を見て、風呂に入れるかシャワーをしてあげる、もしくは、ぬるま湯でしぼったタオルやガーゼで体を拭いてあげる。汗を拭いてあげることで、あせもやかぶれなどを防ぐことができるのである。

このように、風呂に入れて洗浄料で洗わない日がでてきても汗や汚れを拭いてあげることで肌のトラブルを避けることができるので、赤ちゃんはお風呂に入らないで寝ても、大丈夫である。

お風呂に入らない民族

日本のように使いたいときに使いたいだけ水を使える国ばかりではない。

「天国に一番近い島」を書かれた森村桂さんの旅紀行を読んだ中に、その国では食器を洗うときに洗剤を入れたタライに食器を通した後水をいれたタライに食器を通すという方法をとっていたと書かれていました。

風呂のシャワーが出る時間も10分程度と決まっていて知らないままにシャワーを浴びていて途中で水が止まってびっくりしたとも書かれていて、生まれて初めて自分の生活環境と違う地域があることを知りました。

民族としてはアフリカのナムビアヒンバ族は煙浴をすることで身体の外注などを取り除き清潔を保っているため風呂には入らない。砂漠気候で水が少ないため、そのような生活習慣が生まれたと言われている。

水があっても女性はお風呂に入らず男性のみが水を使って体を洗うことが許されている。ちなみに体に赤土を塗ることで肌の清潔を守るという方法をとっている。このように風呂に入らない民族も存在する。

お風呂に入るメリット

仕事から帰って風呂に入ることで一日の仕事を終えたことを感じるという意味で、風呂に入ることは心身のリラックスに非常に良い効果がある。

また帰宅して風呂に入るということをルーティーンにすることで疲れていても自然と風呂に入り、身体の疲れをとる習慣が身につく。

浴槽につかると身体をゆったりと温めることができるので無理な姿勢で作業に従事した日などは、身体の疲労を翌日に残さないためにも風呂に入ることは健康を保つことに効果が期待できる。

また体の清潔を保つこともできる。風呂に入るためには身に着ける衣類を脱ぐが、これは自身の全身の状態を確認する機会にもなる。蕁麻疹ができていることに気づいたり、姿勢の悪さに気付いたり、隈ができている目元に気付いたり、自身の変化に気づくことができるきっかけにもつながるので風呂に入ることは良い。

そして精神的にゆったりとリラックスをすることができる時間として風呂に入ることを利用することで、精神的に追い込んだ時間から解放される機会を得る。

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